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当宮は大宝3年(703)の御祭神御出現より明年で1322年、そして現在地に神域を整えられた天延元年(973)より1052年となりました。
境内にはその悠久の歴史を裏付ける千年杉を始め多くの巨木が林立しており、その木立に垣間見る紅葉も大変神々しく、最近では県内でも屈指の紅葉スポットとして人気を博しております。
そんな中、今年の紅葉は色付きが遅く、12月になってもまだ青葉がありました。これまで私は「紅葉は、11月20日前後には楽しめますよ」と話してきましたが、これは誤りでした。大変申し訳ないことです。
私が雲八幡宮に奉務するようになって来年で20年の節目を迎えますが、毎年紅葉を観ている神職として、毎日境内にいる宮司として、目の樹木のことでさえ解っておらず、20年も観てきたのに愚かな宮司です。しかし、そんな私の様子に対して千年杉は「20年も?たった20年の間違いじゃろ?」と笑っているように思えてなりません。恐(かしこ)み恐みと思います。
まだまだ未熟な宮司ではございますが、神様のため、氏子のため、崇敬される方々のため、日々自己研鑽に努めたいと思います。
令和6年 師走
第18代 宮司 秋永一憲
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